セクシー田中さんの争点
コンタクトマンのミツシュウラです
先日、ライブ配信にて、セクシー田中さんの問題について取り上げました。
(脚本家がイメージ力がなかったから、ズレが起こったのではないか。)
この記事では、漫画家さんが言いたかったこと、争点について深掘りします。
セクシー田中さん
タイトルに作者の思いが込められています。
この物語の肝心なテーマです。
陰キャラの女性が、ベリーダンスで観客を魅了する。
田中さん、めっちゃセクシー!!!
この漫画では可愛い女の子が田中さんに魅了されます
王道漫画であれば、ここで男性が出てくるのですが
セクシー田中さんに惹かれるのは、なぜか女性。
しかも、可愛いモテる女の子です。
作者が伝えたかったセクシーは、一体なんなのか?
作者が描いたテーマは、明らかに恋愛ではない。
人目を気にせず、女性として輝こうという
女性の自己表現がテーマである。
しかし、脚本家は、ドラマに恋愛要素をもりこんで
王道ストーリーに展開させようとしたとのこと
漫画家が何度も指摘し、修正を要請したと言います。
セクシー田中さんが面白いのは、恋愛話じゃないから
可愛い女の子が田中さんに惹かれ仲良くなるから、面白い。
ダブルキャスト、友情、成長ストーリーなのにねぇ。
作家さんが、何度も言い続けて、テーマに元に戻したら
視聴率は落ちて、関係者も怒りを滲ませる。
失望コメントも多数。
脚本家は、視聴率を下がったのは作家のせいとし
尊厳を踏み躙られたと、責任転嫁をし、
脚本家たちの擁護が加勢された。
恋愛の方が良かったのにねーーー
素人が書いたら面白くなくなったねーーー
作家さんは迷い、ショックを受けたに違いありません。
作品そのものが否定されたように感じたのではないかな。
優れた作品を世に出したのに、どうしてこんな末路になったのか。
本当に残念でなりません。
脚本家は、女の子をサブキャラ(友人)にすり替えて
二つの恋愛ドラマを展開させた。
脚本家、視聴率、仕事欲しさに大衆ウケを狙い
”恋愛のがウケる”って作り替えたのでしょうが
(ウケ狙いを止める)という、漫画のテーマが理解できなかったのかも。
作家さんは(批判したい訳ではない)とコメントを削除しています
もはや、ドラマ制作側を責めることもできなかったのでしょう。
そして自分を傷つける結果に。
自分が作品を作って、世に出す人は、傷つきやすいです。
なぜなら作品は自分自身。
作品を批判されたら、自分を批判されたと感じて傷つきます
脚本家も自分を守るために、作家を非難したのでしょうが
何から守ろうとしたのでしょうか?
同じ過ちを繰り返してほしくないと心から思います
ミツシュウラでした