丹生川上神社の水の女神
コンタクトマンのミツシュウラです
先日、貴船神社の神馬の話をしました。
今回は、その続きです。
奈良に似たような神社を見つけました。
丹生川上神社です。
今を去る事1300年余り前、第40代天武天皇白鳳4年(675)「人聲の聞こえざる深山吉野の丹生川上に我が宮柱を立てて敬祀らば天下のために甘雨を降らし霖雨(長雨の事)を止めむ」との御神教により、創祀せられました。
事あるごとに心からなる朝野の信仰を捧げ、『延喜式』(927)には名神大社として、平安時代中期以降は、祈雨の神として「二十二社」の一社に数えられています。そして、近代においては官幣大社に列せられました。
貴船神社と同じように、祈雨祈願の際には黒馬、、止雨の時には白馬(または青馬)が奉献されたとあります。
さらに、こちらのお宮は神武天皇ゆかりの地であります。
WIKIより抜粋
社伝に因れば、鎮座地は神武天皇が東征の際に、天神の教示により天神地祇を祀り、戦勝を占った地である。
具体的には、神武は天香具山の土で作った平瓮と厳瓮を川に沈めさせ、椎根津彥に川魚の様子を観察させ、丹(水銀)の鉱脈があることを知り、500の真榊で諸神を祀り、国を平定することにした。
而勅之曰「宜汝二人 到天香山 潛取其巓土 而可來旋矣。基業成否、當以汝爲占。努力愼歟。」・・・時、椎根津彥、見而奏之。天皇大喜、乃拔取丹生川上之 五百箇 眞坂樹、以祭諸神。—日本書紀
こちらの記事も、ついでにご覧ください。
いつべ最中W
神武天皇は、ウケイ(占)の時に、皿と壺を川に沈めたとあります。
丹の鉱脈があることがわかり、国を作ったとあります。
阿波の動画を作った時の仮説が合ってましたね!
阿波、橿原、伊勢には丹の鉱脈があるから、都を作ったのではないかと。
九州ならば宇佐神宮と香春町も水銀鉱脈がありますね。
邪馬台国は丹だらけだったらしい。
この丹(朱)は、赤に包まれる土地がよい国というアフラ=マズダ(天神)のお告げをそのまんまやっているのではないだろうか?
たまには(アフラ=マズダ)貼っとこう
占ったのは神武天皇ではなく、椎根津彥とあります。
根の国(出雲)の占い師ではないかな。
それは置いておいて、占いの道具が皿と壺であった。
これで何をしたのか。
そこは興味があります。
ゾロアスターの祭祀の神器も皿と火を入れる壺ですが果たして。
それで、戦勝を占ったとあります。
確か、戦勝を与えてくれるゾロアスター神様がいます。
戦勝というのは、必ずしも敵との戦いではありません。
いわゆる、悪魔、邪気との戦いを意味するのかもしれません。
神社では、罔象女神(ミヅハノメ)を祀っています。
日本における代表的な水の神(水神)だそうです。
ゾロアスターの水の女神、アナーヒターでしょう。
ところで、丹生川上神社も上・中・下があるんですよ。
これって現人神社の禊の話と同じですかねW
つづく