巫女、動物埴輪の由来もゾロアスター神

巫女、動物埴輪の由来もゾロアスター神

コンタクトマンのミツシュウラです

 

前回の武人埴輪に続きます

強力な汚れなき川アナーヒター

ペルシアでは、アルドウィー・スーらー・アナーヒター(強力な汚れなき川)は地上のあらゆる川の源である。彼女はあらゆる豊穣の源で、あらゆる男性の種子を浄化し、あらゆる女性の子宮を聖化し、母親の母乳を浄化する。彼女は天の源泉から流れ出て、宇宙の大洋に流れ込む。
彼女は四頭の馬車を操る。風、雨、雲、みぞれも彼女の管理下にある。彼女は生命の源として、作物と家畜を育てると言われている。また馬や馬車のような物質的贈り物を与えると言われている。彼女は生命の付与者であるので、戦士は戦場で、彼女に勝利を祈願する。彼女は強くて輝き、背が高くて美しく、純潔で高貴な生まれであると描写される。彼女は高貴な生まれにふさわしく、八方に光芒を放ち、百の星を散りばめた、黄金の冠をかぶり、黄金色のマントをはおり、首には黄金の首飾りをつけている。(神殿を持つ)

埴輪の巫女は、アナーヒターですね!
黄金の冠はこれかな。

勝利ウルスラグナ

彼は勝利の攻撃的で圧倒的な力を表したものである。
彼に捧げられた讃歌(ヤシュト)では、ウルスラグナは10回の変身をするが、それぞれの形はこの神の活動的な力を表すと言われている。

最初の変身は強い風の化身。第二の変身は黄色い耳と黄金の角を持った雄牛の姿である。第三の変身は、馬飾りをつけた白馬の姿である。第四は鋭い歯を持ち、大地を踏みつけて進む荷物を運んだラクダの姿である。第五は一撃で敵を殺す、怒り狂う、鋭い牙を持った雄猪の姿である。第六は理想的な年齢である十五歳の青年の姿である。第七は早く飛ぶ鳥。第八は野生の雄羊、第九は争う雄鹿の姿である。第十は黄金の刃の刃の剣を手にした勇士の姿である。

 

動物たち(鹿、猪、馬、鳥、etc)

十五歳の青年

黄金の剣

 

埴輪は、ゾロアスター神話の神様を現していると思います。

 

今回はここまで

 

 

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