出雲国造(アメノホヒ)はゾロアスター

出雲国造(アメノホヒ)はゾロアスター

コンタクトマンのミツシュウラです

 

まずはこちらの記事をご覧ください

霊威を受け継ぐ火継神事

(抜粋)

出雲国造も古来、祖霊を継承する火継(ひつぎ)の神事や、毎年の新穀を神と共食する(古伝)新嘗(しんじょう)祭などを連綿と続けてきた。

そこに「神の憑坐(よりまし)」(神霊が取り付く人)を表す御杖代(みつえしろ)と呼ばれる所以がある。

出雲大神の祭祀を専修する国造は、その身に大神が依りかかることから御杖代と呼ばれ、大神と神慮一体の生き神様と敬われているのだ(出雲大社教『出雲さん物語』)。

神祭では榊に玉などを着けて神聖な神籬(ひもろぎ)とし、神を招き迎える憑り代とするが、国造もまた出雲大神が憑りつく神籬としてある。そのため国造には、いつ大神に憑かれても支障がないよう、厳しい潔斎が求められてきた

村上重良著『日本宗教事典』は、御杖代が「神の意志が拠りとどまる人間」を示すことからも、出雲国造はかつて、出雲人の神を体現する生き神として国を治めていた王であり、その王権の霊統を受け継ぐ儀式が「火嗣(ひつぎ)の神事」だったのではないかという。

火継の神事では、国造が没すると、その嗣子(しし)は忌に服することなく、古代から伝わる燧臼(ひきりうす)、燧杵(ひきりぎね)を携え、直ちに意宇の熊野大社に赴き、鑽火(さんか)殿で神火を鑚(き)り出し、その火で調理した斎食を食べることで新しい国造となる。

火はタマシヒの霊(ひ)、神火は祖霊の霊魂の象徴であり、国造は火(霊)継式で祖霊を身にうけ、その霊魂を継承することで、祖霊と同一の霊能を得るのだ。

国造自ら鑚(キ)り出した火は在世中、国造館のお火所で灯し続け、国造は終生その神火で作った斎食のみとる定めも、近代に至るまで続いた。

江戸前期の儒者、林鵞峰(はやしがほう)の日記『国史館日録』の寛文7(1667)年6月12日の条に「出雲大社の神人来たりて談ず」というくだりがある。出雲国造の代替わりを「父死す、子代わりて国造となる。その(一)族、前の国造を哭(こく)せず。ただ新国造を賀するのみ。子父の葬(そう)に会せず」と綴る。

千家尊福も明治37(1904)年「出雲国造葬祭に関する取調書」で「国造には古来服忌(ぶっき)なし」と述べている。

出雲国造は永生にして不死だとみる、こうした継承の仕方は、儒教や仏教伝来以前の霊魂観・生命観を表すものだと、第83代千家尊統国造は著書『出雲大社』で述べている。

毎年晩秋、出雲大社で行われる古伝新嘗祭では、冬の訪れとともに減退する出雲国造の霊力を、神人共食の相嘗(あいなめ)によって蘇らせる。その後、国造が榊の小枝を両手に持ち、神歌に合わせて奉納する「百番の舞」は、五穀豊穣への感謝と共に、神人合一の姿を体現したものだともいわれる。

 

はーい 前回の記事で書いた内容を見れば、ゾロアスター由来だとわかっちゃいましたね

ふふふふ はははは

 

 

ヘロドトスによると、古代ペルシアでは、山の頂上で火を焚いて、人の大きさの木(ハマオ樹)を設置した

雲と風に運ばれたゾロスターのフラクシ(霊魂)は、山頂のハマオ樹に乗り移ります。

ハマオ樹で作った不老不死の妙薬を飲むことで、生まれた子供にゾロアスターのフラクシと光輪が入ります。

こうやって、ゾロアスターの霊魂は地上に何度も生まれ変わります。

 

ここで重要なのは、高い山で火を焚いて、天界からのフラクシ(霊魂)を迎えること。

おそらく、火は光輪を意味すると思います。

 

出雲国造(アメノホヒ)は火継神事によって、霊体を宿す依代になっています。

つまり、ゾロアスターのフラクシを宿すために火を焚いているのです。

神祭においては、、榊に玉などを着けて神聖な神籬(ひもろぎ)としますが、これがハマオ樹です。

火継神事では、国造が火を焚いて、その火で飲食をして身を清めます。

これもゾロアスター神話に出てきます。

 

ゾロアスターが神の使い(神迎えの神事)により、河岸でアフラ=マズダや臣下と会います。

そこで質問をします

 


この世で完全なものって、何すか?

 

アフラ=マズダは答えます

 


第一に善思、第二に善語、第三に善行じゃぁ。ミツシュウラ、貴様はできとらんな!

 

ガーン

すいませーん、アフラ=マズダ、もう増上慢いじりはやめます(涙)

(ミツシュウラの神レベルが失われた)

 

いや、違う、話を戻して(汗)

 

さらに、アフラ=マズダは続けます。

 


大天使の名称は良きものじゃ。それを見ることはより優れ、命じることを実行するのが最良なんじゃ

 

ゾロアスターはここで、教典の最重要である三徳を得たとされています。

 

ここでゾロアスターは善と悪の世界を見せられ

さらに、火と溶鉱と刀で試練を受けます。(!)

彼は試験にパスし、火に焼かれることなく、溶鉱は冷え、切り裂かれた身体も無事でした。

会合が終わったあと、ゾロアスターは布教を開始しますが

最初にやったのが次のこと

 

アフラ=マズダを崇める

正義を称え、大天使と良き神霊を祀る

悪魔を呪う

さらに近親結婚を進めたそうです

 

これに関しては、ゾロアスター教の風習ですが、背景の意味はミツシュウラが思うに。。。

ここでは省きます。

 

話を戻します。

 

出雲国造が依代になるために、神聖なる火を焚いて、煮炊きをして、飲食をします。

これは、ゾロアスターでいうところの、霊薬であるハマオ樹の酒を飲んで、不老不死になること

 

それを裏付けるのが、この逸話


古代から伝わる燧臼(ひきりうす)、燧杵(ひきりぎね)を携え、直ちに意宇の熊野大社に赴き、鑽火(さんか)殿で神火を鑚(き)り出し、その火で調理した斎食を食べることで新しい国造となる。


はーい、これのこと。

(ペルシア文化渡来考p77)

 

古代から伝わる、うすときね

写真は古代ペルシアのハマオ作りの器具

出雲伝承だと、熊野にあるんですね。

(そういえば、天皇に献上する玉も熊野神戸が作っていた)

 

ハマオは不老不死の妙薬なので、それを飲んだ国造は不老不死となるワケです。

 

長くなってきたので、続きます

 

 

 

 

 

 

 

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