コンタクトマンのミツシュウラです

 

すすきの事件で思うこと。

 

精神科の父親の見解として、娘は専門家に見せる状況ではなかった。

娘を庇ったわけではなくて、通報すると娘が大変だから言えなかった。

父と母は無実を主張。

 

もやっとしますわ。

 

亡くなった人のこと、考えてないみたい。

罪の意識や責任感が欠落している。

 

この事件、父親だけが防げたと思います。

猟奇的殺人を犯すことを判断できるのは、父親だけ。

専門家としての判断を誤った結果、起きた事件です。

だからこそ、事件は父親の責任が大きいと思います。

 

しかし、本人はそこを背負っていない。

本人は無実を主張している。

可哀想だから娘を警察（精神科）に突き出せないと思っている。

一体何が起きているのか？

 

父親の主張を聞いて思ったのは

娘の人格を、別人格から救おうとしていたこと。

娘でない人格と戦っていたのではないか。

 

娘の中に、本人の人格があって

そこが猛烈に苦しんでいて、弱っている。

見放すと、もう永遠に元の人格を取り戻せなくなる

 

元の人格は当然ながら、殺人を犯すようなものではなく

素直でいい人格を持っていた

それがある年齢から消えて、別の人格が出てきて

親からすれば、本当の娘の人格を取り返したい。

精神病院に入れたら、二度と取り戻せなくなる

そう考えたのではないだろうか。

 

エクソシストの悪魔祓いの映画のように

悪魔を追い出して、娘を取り返したい。

そんな葛藤だったのではないか。

 

殺人は悪魔がやったものだから

娘は悪くないし、自分達も悪くない。

実際、それが正しいのかもしれない。

 

父親が最も恐れていたことは

娘の精神が崩壊してしまうこと

最悪を恐れていて、何も言えなかった

本当の娘の性格をわかっているから

助けたかったのではないか。

 

そう考えると、気の毒に思えてくる。

 

しかし、実際その判断は誤りで

別人格が殺人を犯してしまった。

被害者と遺族にとって、最悪の出来事。

この事件は専門家に助けを求めるべきだった。

父親の判断力が誤ったから起きた事件。

両親にとって厳しい状況だったから

疲労困憊していたのかもしれませんね。

 

ミツシュウラでした