セクシー田中さんの報告書

セクシー田中さんの報告書

コンタクトマンのミツシュウラです

 

セクシー田中さんの事件

日本テレビの調査報告が出ています

めちゃくちゃ長いです(汗)

 

あくまでも、亡くなったのは漫画家さんの判断だと思っています。

(過剰に関係者を責めるのは間違い)

この記事では、仕事の内容に限定して分析します。

 

***

 

報告書を読んで、こじれた原因を分析しました。

 

最初の脚本を見て、作家さんは脚本家さんの批判をしていたそうです。

脚本の内容があまりにも酷過ぎて、激おこだったようです。

改善点と理由を細かく書いた文章を送っていました。

 

ところが、脚本家は、それを見てメンタルをやられます。

口調が強すぎて読みたくないので、読みませんと言いました。

そこからは、プロデューサー経由で改善を聞きます。

 

プロデューサー(P)は、毎回わかりました!と言いながら、意見を全く反映しませんでした。

Pの判断で、自分達製作陣で作品を作ることに、こだわり続けました。

しかも、意見を反映しなかった理由を、漫画家に伝えませんでした。

 

漫画家の怒りとストレスは、次第に脚本家に向かっていきます。

番組の後半にて、脚本家を外せと主張しました。

そうしなければ、放映権を許可しないとまで言いました。

脚本家を作品から完全に追い出しました。

 

理由は、セリフの言い回しがきついとか、全然キャラがわかってないとか

脚本の考えた作品の世界や人物像に完全にNGを出したのです。

Pたちは承諾するしかありませんでした。

ここで脚本家が作品から追い出されます。

 

 

ところが、脚本家が意義を唱え始めます。

ドラマの最後に出てくる脚本にも自分の名前を出せと主張しました。

アイディアを出したからと主張しました。

(脚本は漫画家が書いていた)

 

日本テレビに、弁護士を使って裁判をちらつかせて、脅迫し始めます。

脚本家はSNSに漫画家批判をしながら、内容証明を送ります。

全面対決になったのです。

この直後、漫画家さんが亡くなりました。

 

 

どうしてそうなったのか?

 

脚本家は、漫画家の強烈なダメ出しに耐えきれず、指摘を読むことをやめた。

プロ失格です。

 

一方で、自分はプロだから、名前を作品に出せと脅迫します。(利権の問題)

 

本来ならが、最初に脚本家を変えるべきでした。

なぜなら、ダメ出しは致命的な物だったから。

脚本家は逃げて、Pに対応を押し付けて批判から逃げた。

Pは当たり障りのない態度で、要求を交わし続けた。

漫画家は、作品を手放さず、あえて脚本家を追い出した

 

そこで気づいて慌てる関係者。

失われた信頼は戻らず。

 

脚本家は、プロならば、漫画家の指摘を聞くべきでした

しかし、心が弱いので、批判に向き合えなかった。

 

Pに押し付けて、自分の作品世界だけに没頭したのです。

この時点で、現実から、作品から逃げたのです。

 

漫画家さんは肝が据わっています。

読者の意見がダイレクトに返ってくるからです。

背負って責任が重いから、いい作品ができるのです。

脚本家がプロなら、漫画家の要求に応えようとしたはずです。

 

プロデューサーも漫画家の前ではYESマンになりきり

漫画家のプロの要求を理解できていませんでした。

話せばわかると思い込み、批判から逃げていた。

 

Pも脚本家も、中途半端で、漫画家が怒ったのです。

 

日本テレビ側のスタッフのレベルが低過ぎた。

これが原因ですよ。

 

ドラマ制作は誰でもできる仕事です。

しかし、漫画はそうはいかない。

人気漫画はなおさらです。

本当に限られた才能ですよ。

能力が低過ぎて、高い要求がわからなかった。

 

それが決裂の原因。

 

しかし、制作側はそう思っていませんね。

報告書を読む限り。

 

制作者たちは、一旦漫画を書いてみて

難易度をわかって、丁重に扱った方がいい。

漫画家の価値がわかるから。

 

 

ミツシュウラでした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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